潜入調査、張り込みなど、高い秘匿性と密な連携が求められる業務にZEROMIC(R)が採用されました。従来の無線機のように、マイク部を口元に運ぶ必要がないため、動きから警察だと疑われる心配がありません。また、採用されたイヤホンは小さなインナータイプ。耳に長時間はめていても痛みがなく、髪などで簡単に隠すことができるので、警察官の間でも好評です。もちろん、ZEROMIC(R)の特長である騒音・暴風環境下でも会話できる「安定した通話性」も、高い評価につながっています。
ZEROMIC(R)は、海外の消防署にも導入されました。火災現場で消火活動を行うスタッフの安全を守るためには、現場状況の把握、火災現場との密な連携が欠かせません。しかし、従来の無線機には「ヘルメットを脱がなければ報告ができない」という欠点がありました。このデメリットを解消したのがZEROMIC(R)。本体・イヤホンともに小さく、イヤホンから音声を拾えるため、防護服やヘルメット、呼吸器等を着用したまま会話することができます。火災現場からの音声もクリアに聞こえるので、スムーズに連携できるようになりました。
ホテルやレストランなどにおいて、接客の質を高めるには無線機での連携が必要不可欠です。しかし、お客様の前であからさまに無線機を使っていると、「誰と話しているんだろう」と不安がられることも少なくありません。こうした理由から、小さくて目立ちにくく、無線機を使っているように見えないZEROMIC(R)がホテルやレストランなどに導入されています。「不快感を与えずにエスコートできる」「両手が使えるため、通話しながら他の業務が行える」など、多くの喜びの声をいただいております。
予期せぬ災害の現場では、その事後処理や人命救助にあたる警察、消防、自衛隊の隊員にも危険がおよびます。
一般的火災、地震災害にとどまらず、近年ではテロなどによる化学的特殊災害などへの対応の場合、特殊防護服や、防塵、防毒マスクなどの着用が必然となり、またこの着用状況の中で、的確な意思伝達を行わなければなりません。
そこでZEROMIC(R)。耳の鼓膜から出た音声信号を会話に利用するため、口元にマイクを用意する必要がありません。そのためマスク着用時にも作業を邪魔することなくスムーズに会話が成立します。